2019年海洋データ同化夏の学校開催のお知らせ
青森県むつ市で、「第23回海洋データ同化夏の学校」が開催されました。
開催期間:2019年8月21日(水)夕方〜24日(土)午前
第23回データ同化 夏の学校 プログラム
(発表資料の閲覧はこちらから※夏の学校参加者のみ閲覧できます)
8/21(水)
開校式 (進行:琉球大学 伊藤耕介)
・開校の挨拶
・自己紹介
・夏の学校の過ごし方(ヴィジブルインフォメーションセンター 松浦康孝)
・プログラミング演習について(気象研究所 広瀬成章)
・連絡事項など
8/22(木)
AM
09:00-09:10 連絡事項など
09:10-10:10 データ同化入門(九州大学 高山勝己)
10:10-11:40 プログラミング演習(1)
11:40-13:10 昼食
PM
研究発表(1)(座長:気象研究所 豊田隆寛)
13:10-15:15
・気象庁の現業データ同化システム
(気象庁数値予報課 秋元銀河)
・Estimation of Tidal Motion from Wide-Swath Ocean Satellite Altimeter
Data though the Observing System Simulation Experiments
(九州大学 曹江偉)
・水蒸気ラマンライダーの開発とその同化
(気象研究所 吉田智)
・全球気象予報のための観測インパクト診断ツールの利用
(JAMSTEC 山崎哲)
・アナログデータ同化による海面水温場の構築の検討(紹介)
(一般財団法人リモート・センシング技術センター 磯口治)
15:15-15:35 休憩
研究発表(2)(座長:琉球大学 伊藤耕介)
15:35-15:50
・姿勢推定モデルの体操競技への応用
(琉球大学 北島英司)
データ同化技術のブラッシュアップ(1)(座長:気象研究所 碓氷典久)
15:50-17:20
・逆問題としてのデータ同化
(琉球大学 伊藤耕介)
・西部太平洋・東南アジア高解像度海洋データ同化システムの構築
(名古屋大学 大石俊)
8/23(金)
AM
お困り相談(座長:気象研究所 藤井陽介)
09:00-10:40
・陸奥湾の底入り潮と関連する海況変化について
(弘前大学 藤嵜里美)
・EnKFを用いた豊後水道L-SSE発生域のすべり発展推定
(京都大学 藤田萌実)
・沿岸域の流動・水質シミュレーションへのEnKFの適用
(港湾空港技術研究所 松崎義孝)
・山岳トンネルにおける数値解析の課題・ICT技術導入による観測データの高密度化
(鹿島建設株式会社 小泉悠)
データ同化技術のブラッシュアップ(2)(座長:琉球大学 伊藤耕介)
10:40-11:40
・4次元変分法データ同化システムの実装(海洋データ同化の例)
(気象研究所 藤井陽介)
11:40-12:50 昼食
PM
12:50-14:20 プログラミング演習(2)
企業紹介&機関紹介(座長:気象研究所 広瀬直毅)
14:20-15:35
・日本工営株式会社の紹介(日本工営株式会社 堀江陽介)
f2pyを用いたpythonでの図化効率化(日本工営株式会社 堀江陽介)
・株式会社海洋総合研究所の紹介(株式会社海洋総合研究所 北村尚士)
・いであ株式会社の紹介(いであ株式会社 鶴島大樹)
・古野電気株式会社の紹介(古野電気株式会社 小西秀和)
・海上自衛隊における新たな海洋・水中音響分野への採用についての紹介(海上自衛隊 増田英博)
15:35-16:00 休憩
研究発表(3)(座長:統計数理研究所 中野慎也)
16:00-17:30
・深層学習を用いた台風発達予測におけるラベリングの重要性〜教師なし学習の逆襲〜
(琉球大学 比嘉舞輝)
・主成分分析に基づいた変数選択法による疾患関連因子の特定〜教師なし学習の逆襲〜
(琉球大学 藤澤孝太)
・再帰型ニューラルネットワークの観光周遊行動解析への応用
(琉球大学 吉田裕行)
・台風の航空機観測を用いた同化・予測実験
(琉球大学 伊藤耕介)
8/24(土)
AM
演習成果発表(初級編・中級編)(司会:DoreResearch株式会社 菊地亮太)
08:30-10:30
・データ同化夏の学校F1演習課題(九州大学 酒井秋絵)
・地中温度測定データのデータ同化実験(京都大学 大畠敬就)
地中温度データのデータ同化実験ライブラリのインポート(京都大学 大畠敬就)
plot(京都大学 大畠敬就)
・演習発成果発表(京都大学 呉品穎)
Oscillation_Hybrid(京都大学 呉品穎)
・京都大学 原将太
・データ同化夏の学校 P4(Python初級)(東京理科大学 吉田舜)
・自動微分を使ったデータ同化(鹿島建設株式会社 岩前伸幸)
・ヴィジブルインフォメーションセンター株式会社 林圭佐
・鹿島建設株式会社 板谷知明
・ローレンツモデル × KFでモデルパラメータの推定を試してみる(いであ株式会社 鶴島大樹)
・電力中央研究所 野田晃平
全体総括(琉球大学 伊藤耕介)
(発表資料の閲覧はこちらから※夏の学校参加者のみ閲覧できます)
2019年海洋データ同化夏の学校開催のお知らせ
青森県むつ市で、「第23回海洋データ同化夏の学校」を開催します。
日時:2019年8月21日(水)夕方から24日(土)午前まで
場所:青森県むつ市
参加費:3000円(現地徴収)
「データ同化夏の学校」は、毎夏、青森県むつ市で開催されているデータ同化の勉強会で、本年で23回目を迎えます。
当初は大気海洋関係の話題が大半でしたが、データ同化手法は様々な分野に波及してこの夏の学校の参加者も多様化しています。
本年の「第23回データ同化夏の学校」は、以下の通り開催されます。
なお、安定的な夏の学校の運営のため、本年度より、懇親会費とは別に、参加費を3000円いただくことになりました。
参加をされるかたには、ご負担をおかけいたしますが、なにとぞご理解を賜りますようお願いいたします。
プログラム(予定)
1.初心者から中級者向けのプログラミング演習。
(FortranまたはPython)とデータ同化に関する理解を深めるための基礎固めに時間を割きたいと考えております。
2.関連する分野の企業紹介。
3.データ同化の勉強・研究で行き詰まっている人のためのお悩み相談。
(短い研究紹介+問題解決のための議論)
4.データ同化の分野で成果を上げられている方の研究発表。
普段、解析・再解析データなどを一方的に利用するだけの方も、 データ同化の効能と限界を集中的に学ぶよい機会ですので、 参加を検討していただけたらと思います。
また、機械学習との関係も深い分野ですので、周囲でご興味をお持ちの 研究者の方、企業の方にも、ぜひともお声がけください。
○「講義」「お困り相談」「研究発表」「企業紹介」等々、話題提供をご希望の方は、6月14日(金)までに実行委員会宛メールアドレスに「タイトル」と「発表者」、「簡単な内容(数行程度、あるいは要旨程度)」をお知らせください。
問い合わせ先:↓夏の学校実行委員会宛メールアドレス
○参加申し込みも6月14日(金)です。
下記の情報を実行委員会宛メールアドレスにお知らせ下さい。
申込み情報
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1.氏名
2.所属
3.身分(学年等)
4.プログラミング演習の希望(Fortran初級コース・Fortran中級コース・Pythonコース)
5.Eメールアドレス(参加者MLに登録します)
6.ホテル予約の希望期間:全日程の場合は8月21〜24日(3泊)
まとめてホテル(1泊5700円予定)を予約するため、
ご自身で宿泊手配する場合はその旨お知らせください。
(7.夏の学校の一部日程のみ参加する場合は、その参加期間)
(8.旅費補助を希望する方はその旅程)
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・プログラミング演習の時間を設けますので、可能な方はFortranまたはPythonをインストールしたPCの持参をお願いします。
・参加の下準備をされる場合は、以下に紹介するデータ同化夏の学校実行委員会が中心に編集した教科書を ご活用ください。
「データ同化−観測・実験とモデルを融合するイノベーション」(京大出版会)
http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=1622
・データ同化夏の学校は皆様からのご支援により運営されています。
もし、データ同化夏の学校の開催に、ご賛同頂ける方がいらしゃいましたら、
公益財団法人日本海洋科学振興財団の以下のページをご参照ください。
http://www.jmsfmml.or.jp/mml/sanzyo/sanzyo.htm
問い合わせ先:↓夏の学校実行委員会宛メールアドレス