日比谷 紀之 (東京大学名誉教授、東京海洋大学客員教授、海洋研究開発機構アドバイザー)


 日本の褒章の一つで、科学技術分野における発明・発見や、学術、芸術、スポーツにおいて長年にわたり顕著な功績をあげ、社会への貢献を認められた人物に、春と秋の年2回、日本政府より授与されるものです。
 伝達式では、受章者に章記と褒章が授与されます。伝達式後には、皇居にて天皇陛下に拝謁し、お祝いのお言葉を賜るなど、厳粛で名誉ある式典が執り行われます。令和7年秋は11月12日に実施されました。


 日比谷会長は、長期気候変動を制御する深層海洋循環の解明の鍵となる「深海乱流」の実態について、理論と数値実験、海洋観測により乱流の発生機構の解明に取り組み「深海乱流の緯度依存性の理論的予測と観測による実証」、「中・深層における乱流強度のグローバルマッピングの完成」など世界初となる多くの研究成果を挙げられました。これらの研究は、我が国における乱流研究の飛躍適発展をもたらすとともに、深層海洋環境モデルおよび気候変動予測の高精度化に著しく貢献したものです。
・受 章 者:


・紫綬褒章:





・受賞理由:

日比谷 紀之 会長が令和7年秋の紫綬褒章を受章されました。

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「日本海洋科学振興財団 会長 日比谷 紀之」


【関連リンク】

内閣府 令和7年秋の褒章受章者名簿(東京都)

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